iPhoneの買い替え時期|iOSの更新・電池・売るタイミングで決める判断の順番

今のiPhoneにiOSの更新が届き、電池も日常の使い方に足りているなら、買い替えを急ぐ必要はありません。更新が届かなくなった、または電池が持たなくなったときが、検討の始めどきです。今の端末を売って次を買うなら、例年9月にある新型の発表より前に動くのが一つの目安になります。Appleは買い替えの年数も、iOSの対象から外れる時期も公表していません。自分の端末がどれに当たるかは、設定画面で確かめられます。

iPhoneの買い替え時期を決める3つの材料

対応機種・セキュリティアップデート・修理区分は、2026年11月2日にAppleの公式ページで確認した内容です。設定画面の経路も、同じ日にiOS 27向けのApple公式サポートページで確認しました。この日時点で、iPhone向けの最新のiOSはiOS 27(27.2)です。

買い替え時期の材料は、iOSの更新、バッテリー、売るタイミングの3つです。どれも自分の端末とAppleの公式ページで確かめられます。

  • iOSの更新:「設定」>「一般」>「情報」で今のiOSの版を、「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」で更新の有無を見ます。
  • バッテリー:「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態と充電」(iPhone 15以降は「バッテリーの状態」)で最大容量を見ます。
  • 売るタイミング:新型の発表日は、Appleの日本のニュースルームのプレスリリース日で確かめられます。

どれか1つに当てはまれば検討の始めどきで、3つとも当てはまらなければ、今のiPhoneを使い続けて構いません。各条件の見方は、次の節から順に確かめます。

iPhoneは何年で買い替える?使える年数の目安

Appleは、iPhoneを何年使ったら買い替えるべきかという年数を公表していません。iOSのサポート終了時期も公表していないため、「○年が寿命」と言い切ることはできません。

手がかりになるのは過去の実績です。最新のiOSの対象から外れたのは、発売から約5〜7年たった機種でした。

外れたiOS対象から外れたiPhone(発売年)発売から
iOS 13(2019年)5s・6・6 Plus(2013〜2014年)約5〜6年
iOS 16(2022年)6s・6s Plus・7・7 Plus・SE(第1世代)(2015〜2016年)約6〜7年
iOS 17(2023年)8・8 Plus・X(2017年)約6年
iOS 26(2025年)XR・XS・XS Max(2018年)約7年

出典は、Appleの各iOSの対応機種ページです。iPhone 11(2019年発売)は、発売7年目の2026年にiOS 27に対応しています。ただし次のiOS 28の対応機種は未発表で、どの機種が外れるかは分かりません。

バッテリーの側は、Appleの設計値が材料になります。iPhone 14モデル以前はフル充電サイクル500回の後も、iPhone 15モデルは1,000回の後も、本来の蓄電容量の80%を維持するよう設計されています。

iPhoneの買い替え頻度は年数で決めない

「みんなは何年で買い替えているか」は、判断の材料になりません。同じ年数でも、更新が届くiPhoneと届かないiPhoneがあり、電池の減り方も使い方で変わるからです。次の3つの条件に自分の端末を当てはめて決めましょう。

iPhoneの買い替え時期①iOSのサポートが切れる前

iOSの更新が届かなくなると、新しいセキュリティ修正を受けにくくなります。Appleは、ソフトウェアを常に最新の状態にしておくことを、Apple製品を安全に使うための最も重要な方策の1つとしています。

確かめ方は、「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」を開き、iOS 27が表示されるかを見ることです。iOS 27のダウンロード画面には、お使いのiPhoneに対応しているアップデートだけが表示されます。表示されないときは、「設定」>「一般」>「情報」で今の版を確認します。

最新のiOSの対象から外れても、すぐに更新が止まるとは限りません。2026年10月26日には、iOS 18.7.11がiPhone XS・XS Max・XRなどに、iOS 26.7.2がiPhone 11以降に配信されました。ただしAppleは、旧版向けの更新をいつまで続けるかを公表していません。

もう一つ、Appleで修理を受けられるかも見ておきます。Appleは、販売店への供給を停止した日から5年以上7年未満の製品をビンテージ、7年以上をオブソリートとしています。ビンテージは部品の在庫次第で、オブソリートはハードウェア修理を提供していません。

iPhoneの買い替えタイミングを機種ごとに見る

2026年11月2日時点で、機種ごとの状況は次のとおりです。

  • iPhone 11以降とiPhone SE(第2・第3世代):最新のiOS 27を入れられます。
  • iPhone XR・XS・XS Max:iOS 26で最新の対象から外れ、iOS 18系の更新が届いています。XS・XS Maxは修理区分がビンテージです。
  • iPhone 8・8 Plus・X:iOS 17で最新の対象から外れ、iOS 16系の更新(直近は2026年5月)が届いています。Xは修理区分がオブソリートです。

次のiOS 28の対象機種は未発表なので、今後どの機種が外れるかは分かりません。

iPhoneの買い替え時期②バッテリーの劣化が目立ってきたとき

まず、最大容量を確かめます。「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態と充電」(iPhone 15以降は「バッテリーの状態」)で見られます。iPhone 15以降でiOS 17.4以降なら、同じ画面で充放電回数も見られます。

目安にされる80%は、Appleの設計値です。買い替えや交換を勧める基準線として示されているわけではありません。最大容量の見方は、バッテリー最大容量の目安の記事で詳しく扱っています。

表示が「お使いのバッテリーは著しく劣化しています。」に変わっていたら、劣化が進んだ合図です。突然電源が落ちたことがある端末では、パフォーマンス管理が働いて、アプリの起動が遅くなることもあります。

iPhoneの買い替え時期③売って次を買うなら新型の発表前

今のiPhoneを売って次を買うなら、新型が発表される前に動くのが一つの目安です。Appleの日本のニュースルームでは、主力モデルが2021年から2026年まで毎年9月に発表され、新しいiOSも同じ時期に公開されています。2027年の発表時期は未発表ですが、例年どおりなら9月ごろです。

相場にも手がかりが一つあります。2026年のメルカリの売り切れ価格では、iPhone 11〜13系の24組(機種と容量の組み合わせ)すべてで、8月から10月にかけて中央値が下がりました。ただし売れた月は掲載情報からの推定で、状態や付属品はそろえていません。

売り先の比べ方は「iPhoneを売るならどこ?」に、買取価格の目安は買取価格の比較ページに、買い替え先の中古相場は中古iPhone相場のページにまとまっています。

iPhoneを下取りに出すときの仕組み

下取りは、新しいデバイスの購入と同時に今のiPhoneを渡す方法です。Apple Trade Inでは、下取り額分が新しいデバイスから割引されます。Apple Gift Cardで受け取ることもできます。

下取り額は、デバイス、モデル、メーカー、状態で決まります。デバイスがAppleのパートナー会社に届いた後に状態を検査し、申告と違えば額が変わります。オンラインでは、新しいデバイスを受け取ってから14日以内に下取り品が届く必要があります。

iPhoneの買い替え時期を迷ったときの順番

迷ったときは、次の順に当てはめます。上から見て、最初に「はい」になったところが答えです。

順番確かめること「はい」なら
1iOSの更新が届かない、または最新のiOSの対象から外れた買い替えを検討する。修理区分もAppleのページで確認する
2バッテリーが日常の使い方に足りない交換か買い替えか、Appleの見積もりを見て決める
3今の端末を売って次を買う予定で、新型の発表が近い発表前に、売る準備を始める

3つとも「いいえ」なら、今のiPhoneを使い続けて問題ありません。条件が変わったら、またこの順番で見直します。

iPhoneを買い替えるときにやること

買い替えると決めたら、先に古いiPhoneのデータを新しいiPhoneへ移し、そのあとで手放す準備に進みます。初期化は、データの移行が終わってから行います。

iPhoneの買い替えでデータ移行するには

今のiPhoneがiOS 11以降なら、クイックスタートで新しいiPhoneを自動的に設定できます。両方の端末を使うので、手元の端末を最新のiOSにして、数分間使わなくてよい時間帯を選びます。

移し方は、iCloudからダウンロードする方法と、以前の端末から直接転送する方法を選べます。前者はバックグラウンドで続くため、すぐ使い始められます。後者は終わるまで待ちます。転送中は2台を電源につなぎ、近づけておきます。有線接続や、バックアップから移す方法もあります。

初期化などの手放す準備は、「iPhoneを売る前にすること」で順番に確かめられます。

移行を終えて手放すiPhoneがあるなら、買取サービスのPRICE BASEに宅配で送って査定を受ける方法もあります。

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