iPhoneを売るならどこがいい?買取店・下取り・フリマ・オークションの手間と受け取り方の違い
現金で受け取りたいなら買取店、機種変更と同時に手放すならキャリアやAppleの下取り、手間をかけて自分のペースで売るならフリマアプリやネットオークションが向きます。分かれ目は、手間と受け取り方です。金額を比べたい方は、買取価格のページを先にご覧ください。どの売り先でも、初期化やロック解除は売る側で済ませる前提です。
iPhoneを売るならどこ?売り先は4種類
iPhoneの売り先は、大きく4つに分かれます。
- 買取店:店頭か宅配で査定を受け、納得したら現金で受け取ります。
- 下取り:キャリアやAppleで新しい端末を買うときに出し、ポイントや値引き、ギフトカードで受け取ります。
- フリマアプリ:自分で出品し、購入者とやり取りして売上金を受け取ります。
- ネットオークション:自分で出品し、入札で値段が決まります。
売り先によって変わるのは、手間、受け取りまでの流れ、受け取り方の3つです。金額の比較は買取価格のページに任せ、ここではこの3つで比べます。
iPhoneを売るならどこがいい?手間と受け取り方の比較表
各サービスの流れと条件は、2026年10月29日に各社の公式ページで確認した内容です。条件は予告なく変わることがあるため、申し込む前に公式ページを確認してください。
| 売り先 | 手間と受け取り方 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 買取店 | 店頭に持ち込むか、宅配で送って査定を受けます。承諾すると現金で受け取れます(宅配は銀行振込)。本人確認書類が要ります。 | 現金で受け取りたい人 |
| 下取り | 新しい端末の購入と同時に申し込みます。店頭か送付キットで送り、ポイント・値引き・ギフトカードで受け取ります。現金ではありません。 | 機種変更と同時に手放したい人 |
| フリマアプリ | 撮影、説明文、発送、購入者とのやり取りを自分で行います。受取評価のあとに売上金になり、振込申請で受け取ります。 | 手間をかけて自分のペースで売りたい人 |
| ネットオークション | 出品から、落札後の連絡、発送、受け取り連絡まで自分で行います。終了時刻まで価格が決まりません。 | 入札で値段が決まる売り方でもよい人 |
各社の案内では、初期化やロックの解除は売る側が済ませる前提になっています。具体的な手順は、この記事の最後にある売る前の準備の記事で確認してください。
iPhoneを売るならどこ①買取店:流れと向いている人
買取店は、iPhoneを査定に出し、金額に納得したら現金で受け取る売り方です。店頭に持ち込む店と、宅配で送る店があり、両方を選べる店もあります。
宅配買取の流れは、申し込み、梱包して発送、到着後の査定、承諾、銀行振込の順です。承諾してから入金される点は、フリマやオークションと大きく違います。
手間がかかるのは、梱包と発送、そして発送前の準備です。イオシスの公式ページでは、iCloudなどのサインアウトとリセット、SIMカードの取り出しを済ませてから送るよう案内しています。分割払いが残るキャリアモデルは減額になる、とも書かれています。
買取店では、古物営業法に基づく売り主の確認が求められます。そのため本人確認書類が要ります。使える書類は、申し込む店の案内で確認してください。
現金で受け取りたい人や、購入者とのやり取りを避けたい人に向いています。金額は機種ごとに違い、たとえばiPhone 15の買取価格の比較で、買取店ごとの目安を並べて見られます。
iPhoneを売るならどこ②キャリア・Appleの下取り:流れと向いている人
下取りは、新しい端末を買うときに、いま使っているiPhoneを出す方法です。ドコモ、au、ソフトバンクの下取りプログラムは、機種変更や乗りかえ、つまり新しい端末の購入と同時に申し込むのが前提です。
受け取りは、現金の振込ではありません。ドコモは機種代金の割引かdポイント、auはPontaポイント、ソフトバンクはPayPayポイントと案内しています。Appleの下取りは、新しいデバイスの購入代金からの値引きか、Apple Gift Cardです。
出したあとの扱いにも注意してください。ドコモは申込後の返却を受け付けず、ソフトバンクは申込後のキャンセルと返還請求ができません。auも、回収後は返却できないと案内しています(検品結果に納得できず、所定の申出をした場合を除く)。
機種変更の手続きと一緒に済ませたい人に向いています。新しい端末を買う予定がない場合や、現金が必要な場合は、ほかの売り先を選ぶことになります。
下取りと買取店のどちらが有利かは機種によって違います。iPhone 15の買取価格の比較では、キャリアの下取り額と買取店の額を同じ条件で並べています。
iPhoneの下取りのやり方と流れ(Apple・キャリア)
Appleの下取りは、オンラインの場合、パートナー会社のサイトで見積もり、宅配業者の集荷か対象ストアへの持ち込みで送ります。そのあと検査があり、クレジットが発行されます。Apple Storeでは、オンラインで見積もったあと店舗で下取りでき、スペシャリストがその場で評価します。
オンラインの所要期間は、Appleが通常2〜3週間と案内しています。新しいデバイスと同時に下取りする場合は、新しいデバイスを受け取ってから14日以内に、下取りデバイスがパートナー会社に届く必要があります。
キャリアは、店頭か送付キットで申し込みます。ドコモはキットが届いたら必要事項を記入して返送します。auの郵送下取りは回収キットの到着後8日以内に、ソフトバンクは申込から14日以内にキットを受け取る必要があります。
申し込む前に、次の点を確認してください。
- Appleの下取りは、有効な身分証明書が要り、成年年齢に達した人だけが対象です。
- Appleに送る前に、「探す」を無効にして、バックアップを取って個人データを削除します。
- ドコモ・au・ソフトバンクとも、初期化やロックの解除は自分で行います。auは暗証番号ロックの解除とオールリセットが条件です。
- Appleでは、申告した状態と実際の状態が違うと新しい額が提示されます。承諾も拒否もでき、拒否すると返却されます。
- Appleの下取りは、発送後は取り消せません。
iPhoneを売るならどこ③フリマアプリ:手間と向いている人
フリマアプリは、自分で出品して購入者に直接売る方法です。手間がかかるのは、写真の撮影、説明文の作成、発送、購入者とのやり取りです。メルカリでは、スマートフォンの出品時にIMEIとネットワーク利用制限の状況の両方を記載するよう案内しています。
受け取りの流れは、購入者が受取評価をし、出品者が評価を返して取引が完了すると、その直後に売上金へ反映されます。そのあと振込申請をして、口座で受け取ります(メルカリ公式メディア、2026年1月16日公開の記載)。
メルカリでは、取引完了時に販売価格の10%の販売手数料がかかります。振込手数料は一律200円です。
時間をかけて自分のペースで売りたい人や、購入者とのやり取りが苦にならない人に向いています。個人間で実際に売れた価格は、iPhoneの中古相場のページで機種ごとに確認できます。
メルカリでスマホを売るときの注意
- ネットワーク利用制限が「◯」または「ー」の端末が出品できます。docomo・au・SoftBankの公式サイトで、IMEIを入力して確認します。
- 出品前に必ず初期化します。初期化には、アクティベーションロックの解除とパスコードのオフが必要です。
- SIMカードは必ず端末から取り出して出品・発送します。SIMカード(eSIMエントリーパッケージを含む)の出品は禁止されています。
- おサイフケータイを使っていた場合は、キャリアショップで消去します。スマホ用電子証明書は、初期化の前に失効手続きをします。
取引が完了したあとは、取引のキャンセルができません。返品は、出品者がキャンセルを申請し、購入者が同意する手順です。
売上金には、180日の振込申請期限があります。アプリでかんたん本人確認をすると「残高」表記になり、期限はなくなります。
iPhoneを売るならどこ④オークション:手間と向いている人
ネットオークションは、自分で出品し、入札で値段が決まる売り方です。フリマとの違いは、終了時刻まで価格が決まらない点です。落札後の連絡、発送、受け取り連絡まで、自分で行います。
Yahoo!オークションでは、ネットワーク利用制限が「△」「×」の端末は出品できません。割賦払いが完了していない端末や、契約・支払いが残っている端末も出品できません。違反すると、商品の削除や、出品制限・利用停止になることがあります。
落札システム利用料は、落札金額の10%(税込)です。オークション出品の全機能を使うには、LYPプレミアム会員登録が必要です。
手間がかかっても、入札で値段が決まる売り方を選びたい人に向いています。終了時刻まで価格が決まらない点を受け入れられるかが、選ぶときの目安です。個人間で売れた価格の目安は、iPhoneの中古相場のページにあります。
スマホをオークションに出品してから入金までの流れ
Yahoo!オークションの公式ガイドでは、出品から入金までを次のように案内しています。
- 出品します。製造番号(IMEI、15桁)を商品説明に書きます。
- 落札されると、落札者が支払います。代金は、いったんYahoo! JAPANが受け取ります。
- 売上金管理が「受取連絡待ち」になったら発送し、取引ナビで追跡番号つきの発送連絡をします。
- 落札者が受け取り連絡をすると、出品者に支払われます。入金額は、商品代金から落札システム利用料などを引いた額です。
宛名書きを避けたいときは、ヤマト運輸と日本郵便のおてがる配送が使えます。取引ナビの住所から送り状が自動作成され、匿名で配送できます。
出品前の初期化は、アクティベーションロックなどの解除、パスコードのオフ、初期化の順に行います。SIMカードは取り外します。初期化せずに出品すると、購入者が初期設定できません。
支払いから8日過ぎても発送連絡がないと、落札者は支払いをキャンセルできます。売上金の受け取り方法の詳細は、公式ガイドで確認してください。
iPhoneを売るならどこがいいか、状況別の選び方
状況ごとに、向く売り先をまとめます。
| 状況 | 向く売り先 |
|---|---|
| 機種変更と同時に手放す | キャリアやAppleの下取り。新しい端末の購入と同時が前提です。 |
| 現金で受け取りたい | 買取店。承諾したあとに銀行振込などで受け取ります。 |
| 時間をかけても自分のペースで売りたい | フリマアプリ。撮影から発送まで自分で行います。 |
| 入札で値段が決まる売り方でもよい | ネットオークション。終了時刻まで価格は決まりません。 |
| 分割払いが残っている | ネットオークションは出品できません。キャリアの下取りは、分割の残りを引き続き支払います。買取店は減額になる場合があります。 |
1つに絞れないときは、手間と受け取り方のどちらを優先するかで決めると迷いません。
壊れたiPhoneを売るときの考え方
壊れたiPhoneは、売り先ごとに受け付けの条件が違います。auとソフトバンクの下取りは、電源が入らない端末が申込できません。auは、充電できない端末や、故障・水濡れのある端末も対象外としています。ドコモは、状態によっては受付できないと案内しています。
買取店やフリマでの扱いは、この記事では確認できていません。申し込む前に、売り先の案内で受け付けているかを確かめてください。
iPhoneをどこで売っても先にやること
どの売り先でも、バックアップ、Apple Account(旧Apple ID)のサインアウト、「探す」のオフ、初期化が欠かせません。順番と手順は、iPhoneを売る前の準備にまとめています。先に済ませておくと、売り先を決めたあとの手続きが止まりません。
PRICE BASEオークションは運営が出品する形式で、個人は出品できません。iPhoneを売る側としては使えず、次の端末を買う側の選択肢になります。売る側なら、同じ系列のPRICE BASEの宅配買取があります。フォームで申し込み、梱包して買取センターへ送り、査定に納得したら指定口座へ振り込まれる流れです。