タッチ対応の有機EL MacBook Proはいつ発売?価格予想と、今MacBookを買うべきか待つべきか

現行モデル参考 Apple公式の現行MacBook Pro 14インチと16インチの製品画像
現行のMacBook Pro(14インチ・16インチ)。有機ELモデルの画像はAppleから公開されていません。 画像出典:Apple

タッチ操作に対応した有機ELディスプレイのMacBook Proは、米国時間の2026年10月27日前後に発表されると報じられています。日本時間では27日の夜から28日の朝にかけてになりそうです。発売は早ければ11月6日になる可能性があります。

価格はまだ発表されていません。ただ、現行のMacBook Pro(14インチのM5 Proモデルで429,800円(税込)から)より上の価格帯になるとの見方が出ています。チップは現行と同じM5 Pro・M5 Maxと報じられているため、処理性能だけが目的なら、待たずに現行モデルを選ぶのも一つの判断です。

この記事では、報道されている内容を現行モデルと比べながら、待ったほうがいい人と今買ってよい人、今のMacを売るタイミングを整理します。

有機EL・タッチ対応MacBook Proで何が変わる?

Bloombergは10月8日、Appleが初めてタッチ操作に対応したMacBookを10月27日前後に発表すると報じました。名称は「MacBook Ultra」になるとの見方もありましたが、Bloombergは「MacBook Pro」のままと伝えています。サイズは14インチと16インチの2種類です。

現行モデルと新モデル(報道)の違い

現行のM5 Pro・M5 Max搭載MacBook Proと、報道されている新モデルの内容を比べると次のとおりです。

項目現行モデル(Apple公式)新モデル(報道)
ディスプレイLiquid Retina XDR
(ミニLEDの液晶)
有機EL
タッチ操作非対応対応
画面上部のカメラ部分ノッチ(切り欠き)Dynamic Island
チップM5 Pro/M5 MaxM5 Pro/M5 Max
(現行と同じ見込み)
サイズ14インチ・16インチ14インチ・16インチ
重さ14インチ:1.60〜1.62kg
16インチ:2.14〜2.15kg
「大幅に軽くなる」との報道
(数値は未報道)
デザイン2021年からの基本デザイン2021年以来の刷新
価格(税込)14インチ:429,800円〜
16インチ:519,800円〜
未発表
(現行より高い価格帯との見方)

いちばん大きく変わるのは画面です。有機ELは黒を深く表現でき、コントラストやHDR映像の見やすさに強みがあります。画面上部のカメラ部分は、iPhoneと同じDynamic Islandに変わると報じられています。

一方で、チップは現行と同じM5 Pro・M5 Maxになる見込みです。Bloombergは6月の時点で、タッチ対応モデルはM5 Pro・M5 Maxを使い、M7 Pro・M7 Maxを搭載する次の世代は2027年以降になると伝えています。処理速度の大幅な向上を期待して待つ場合は、この点を押さえておきましょう。

タッチ操作でどこまでできる?

Bloombergのマーク・ガーマン記者は、タッチ操作はキーボードやトラックパッドの代わりではなく、それらを補う役割になるとの見方を示しています。指で触れても画面が揺れにくいよう、ヒンジまわりも強化されると伝えられています。

iPadのようにタブレットとして使うための製品ではなく、ノートパソコンとして使いながら、必要なときに画面を直接触れる使い方が想定されています。

同時に発表されると報じられている製品

10月27日前後には、有機ELのMacBook Pro以外にも次の製品が発表されると報じられています。

製品報道されている内容
MacBook Pro
14インチ(M6)
現行の14インチ(M5)の後継。見た目は現行と同じで、チップがM6に変わる
iMac(M6)見た目は現行と同じで、チップがM6に変わる
iPad mini有機ELディスプレイを採用。横向きで使いやすい位置のカメラ、スピーカーの刷新

M6を搭載するのは14インチの入門モデルだけで、M6 Pro・M6 Maxは用意されない見込みです。MacBook AirのM6モデルは2027年前半とされ、今回の発表には含まれないと見られています。

発表日・発売日はいつ?予想スケジュール

Appleは10月13日にホーム関連の新製品を発表しており、10月27日前後はそれに続く2回目の発表になる見込みです。現時点の報道をまとめると、スケジュールは次のようになります。

予想イメージ 有機EL MacBook Proの予想スケジュール
10月8日 Bloombergが報道 10月27日前後の発表を伝える
10月27日(米国時間) 発表(予想) 日本時間は27日夜〜28日朝ごろ。オンラインで映像を公開
10月27〜28日 実機の体験会(報道) ロサンゼルスで報道関係者やクリエイター向けに公開
早ければ11月6日 発売(予想) 発表当日に予約受付が始まる可能性
報道にもとづく予想です。Appleは発表日・発売日を公表していません。

日本での発売日は?

日本での発売日や価格は、発表されるまでわかりません。2026年3月に発表されたM5 Pro・M5 Max搭載のMacBook Proは、発表から約1週間後の3月11日に日本でも発売されました。今回も同じような流れなら、11月上旬には日本で購入できる可能性があります。

ただし、報道の日付は前後することがあります。ガーマン記者も10月初めの時点では「10月か11月」と幅を持たせていました。デザインが大きく変わる製品は発売直後に品薄になりやすいため、すぐに使いたい人は、予約開始のタイミングと配送予定日を確認しておきましょう。

価格はいくら?現行モデルの価格と予想

現行MacBook Pro・MacBook Airの価格(Apple公式)

まず、今買える現行モデルの価格です。Appleは2026年6月25日、メモリやストレージの部品価格の高騰を背景にMacを値上げしました。14インチMacBook Proの最安モデルは、279,800円から339,800円に上がっています。

モデル価格(税込)メモリ/SSD
MacBook Pro
14インチ(M5)
339,800円〜16GB/1TB
MacBook Pro
14インチ(M5 Pro)
429,800円〜24GB/1TB
MacBook Pro
14インチ(M5 Max)
699,800円〜36GB/2TB
MacBook Pro
16インチ(M5 Pro)
519,800円〜24GB/1TB
MacBook Pro
16インチ(M5 Max)
749,800円〜36GB/2TB
MacBook Air
13インチ(M5)
224,800円〜16GB/512GB
MacBook Air
15インチ(M5)
264,800円〜16GB/512GB

2026年10月15日にApple公式サイトで確認した、各チップの最小構成の価格です。

有機ELモデルの予想価格

ガーマン記者は2026年3月の時点で、有機ELのMacBook Proは明らかに高い価格になるとの見方を示していました。根拠として挙げているのが、iPhone X(2017年)とiPad Pro(2024年)で有機ELを採用した際、価格がおよそ2割上がったことです。

同じ2割増しを現行の日本での価格に当てはめると、14インチ(M5 Pro)は約52万円から、16インチ(M5 Pro)は約62万円からになります。

モデル現行価格 → 2割増しの場合(試算)
14インチ(M5 Pro)429,800円〜 → 約52万円〜
16インチ(M5 Pro)519,800円〜 → 約62万円〜

この金額は、Appleの発表価格でも、報道された価格でもありません。過去の値上がり幅を当てはめた目安です。為替や部品価格の動きによって、実際の価格は上下します。

現行モデルは値下がりする?

報道では、有機ELモデルは現行のM5 Pro・M5 Max搭載モデルの上位に加わり、現行モデルは販売が続く見込みです。新モデルが出たからといって、現行モデルがApple公式で値下げされるとは限りません。

少しでも安く買いたい場合は、家電量販店のポイント還元や、型落ちになった後の中古価格も含めて比べるのがおすすめです。

今MacBookを買うべき?待つべき?タイプ別の判断

迷ったときは、何のために買い替えるのかで考えると決めやすくなります。

こんな人おすすめ理由
M1・M2世代を使っていて、
タッチや有機ELに
魅力を感じる
待つ発表まで2週間ほど。実物の仕様と価格を見て、現行モデルと比べてから選べる
処理性能を上げたいだけで、
タッチや有機ELには
こだわらない
現行のM5 Pro・M5 Max新モデルも同じチップと報じられている。現行モデルは販売が続く見込み
14インチのM5モデル
(339,800円〜)を
買う予定
発表まで待つM6搭載モデルへの切り替えが報じられている
仕事で今すぐ
Macが必要
現行モデル、または型落ちの中古待つ間に作業が止まる損失のほうが大きい
持ち運び重視で、
予算を抑えたい
MacBook Air(M5)M6モデルは2027年前半の見込みで、当面は現行が最新
価格が
いちばん気になる
発表後に判断新モデルは高い価格帯との見方。6月の値上げで現行モデルも高くなっている

M1・M2世代からの買い替えは、発表を見てからでも遅くない

M1・M2世代のMacBook Proを使っていて大きな不満がないなら、10月27日前後の発表を待つのがおすすめです。有機ELとタッチ操作に価値を感じれば新モデルを、価格が高すぎると感じれば現行のM5 Pro・M5 Maxを選べます。

どちらを選ぶにしても、実際の仕様と価格を見比べてから決められるのが、待つことのいちばんのメリットです。

今すぐ必要なら、現行モデルや中古も選択肢

仕事で使っているMacが故障した、性能が足りずに作業が止まっているといった場合は、待つ間の損失のほうが大きくなります。現行のM5 Pro・M5 Maxは新モデルと同じチップと報じられているため、処理性能の面で見劣りする心配は小さいといえます。

費用を抑えたいなら、M4 ProやM3 Proなど一つ前の世代を中古で選ぶ方法もあります。中古を選ぶときは、次の点を確認しましょう。

  • チップ、メモリ、SSDの容量が説明と合っている
  • バッテリーの最大容量や充放電回数が記載されている
  • アクティベーションロックが解除されている
  • 保証期間と、初期不良があったときの対応が明記されている

入門の14インチ(M5)を買う予定なら、発表まで待つ

339,800円からの14インチ(M5)は、M6搭載モデルへの切り替えが報じられています。発表まで2週間ほどなので、急ぎでなければ待ってから選ぶほうが安心です。

MacBook Airを検討している場合は、事情が異なります。M6モデルは2027年前半と見られているため、今M5モデルを買っても、次の世代交代までは期間があります。

今のMacを高く売るには?売るタイミングと準備

売るなら新モデル発表の前後がおすすめ

新しいモデルが発表されると、買い替えに合わせて手放す人が増え、旧モデルの買取価格は下がりやすくなります。今回はデザインが大きく変わると報じられており、乗り換えを考える人も多いと考えられます。

買い替えを決めているなら、発表の前から発表直後のうちに査定を取っておくのがおすすめです。新しいMacが届くまで今のMacを使いたい場合は、査定額の有効期限や発送の期限を確認し、届いてからデータを移して送る段取りを組みましょう。

相場の動き方は機種や構成によって違い、発表後に必ず大きく下がるわけではありません。早めに査定額を知っておくと、買い替えにかかる実質的な負担も見積もりやすくなります。

売る前にやっておきたい準備

Appleの案内に沿って、次の順番で準備します。

  • Time Machineなどでバックアップを取り、新しいMacへデータを移す
  • AppleCare+に加入している場合は、解約か譲渡の手続きを確認する
  • 「探す」をオフにして、アクティベーションロックを解除する
  • システム設定の「一般」→「転送またはリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」で初期化する
  • 電源アダプタやケーブル、箱などの付属品をそろえる

「すべてのコンテンツと設定を消去」を使うと、Appleのサービスからもサインアウトされます。この機能が使えない古いMacでは、iCloudやメッセージから個別にサインアウトしてから、macOSを再インストールします。

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有機EL・タッチ対応MacBook Proについてよくある質問

有機ELのMacBook Proはいつ発売されますか?

Appleはまだ発表していません。報道では、米国時間の2026年10月27日前後に発表され、早ければ11月6日に発売される可能性があるとされています。

価格はいくらになりますか?

未発表です。現行モデルより高い価格帯になるとの見方があります。有機EL採用時に価格が約2割上がった過去の例を当てはめると、14インチで約52万円から、16インチで約62万円からが目安です(試算)。

現行のMacBook Proは販売終了になりますか?

報道では、有機ELモデルは現行のM5 Pro・M5 Max搭載モデルの上位に加わり、現行モデルは販売が続く見込みです。14インチのM5モデルは、M6搭載モデルに切り替わると報じられています。

タッチ対応になると、iPadのように使えますか?

タッチ操作は、キーボードやトラックパッドを補う役割になるとの見方です。タブレットとして使うための製品ではなく、ノートパソコンとして使う前提と考えておきましょう。

MacBook Airにも有機ELやタッチ操作は来ますか?

今回は対象外と見られています。M6搭載のMacBook Airは2027年前半、有機ELへの変更は早くても2028年以降との報道です。

今のMacはいつ売るのがいいですか?

買い替えを決めているなら、新モデル発表の前から発表直後のうちに査定を取るのがおすすめです。新しいMacが届くまで使う場合は、査定額の有効期限を確認しておきましょう。

まとめ:発表を見てから決めても遅くない

タッチ対応の有機EL MacBook Proは、10月27日前後の発表、11月上旬の発売が報じられています。画面・重さ・デザインが大きく変わる一方で、チップは現行と同じM5 Pro・M5 Maxになる見込みです。価格は現行より高くなるとの見方が出ています。

有機ELやタッチ操作に魅力を感じる人、14インチのM5モデルを買う予定だった人は、発表まで待つのがおすすめです。性能を重視する人や今すぐMacが必要な人は、現行モデルや中古を選んでも後悔しにくいタイミングです。

買い替えるなら、今のMacの売却額も予算に入れて考えましょう。新モデルの発表前後に査定を取っておくと、買い替えの実質的な負担を見積もりやすくなります。

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