SIMフリーの確認方法|iPhone・Androidでの見方と、SIMロック解除済み・白ロムとの違い
SIMフリーとは、特定の会社のSIMしか使えない制限(SIMロック)がかかっていない状態で売られている端末のことです。iPhoneは「設定」>「一般」>「情報」の「SIMロック」の行で確かめられます。Androidは機種と買った場所で見方が分かれます。
SIMフリーとは?確認方法の前に知っておくこと
SIMフリーとは、SIMロックがかかっていない状態で売られている端末のことです。SIMロックは、特定の事業者のSIMだけで動くように端末へかける制限を指します。
総務省の携帯電話ポータルサイトの説明では、どこで買った端末かで、SIMロックの有無の見当を付けられます。
- 家電量販店やメーカーで買った端末は、SIMロックがかかっていないSIMフリー端末として売られていることがあります
- ドコモ・KDDI・ソフトバンクで買い、2021年9月30日以前に発売された端末は、SIMロックがかかっている可能性があります
- 楽天モバイルで買った製品はすべてSIMフリー製品とされています。ただし2021年10月以前に発売された製品は、製品によって事前に解除が必要です
2021年10月以降に発売された端末は、原則としてSIMロックを設定して売れません。ただし、それ以前に発売された端末も今なお売られているため、買った日ではなく発売日で見ます。SIMロックとは別に、ネットワーク利用制限という仕組みもあります。
ここに書いた確認手順と解除の条件は、2026年10月31日にApple・各キャリア・総務省の公式ページで確認した内容で、iPhoneの経路はAppleのページがiOS 14以降として案内するものです。公式ページの記載を確認したもので、実機の画面で試したものではありません。
SIMフリーの確認方法【iPhone】
iPhoneは「設定」>「一般」>「情報」を開き、「SIMロック」の行を見ます。「SIMロックなし」なら、SIMロックはかかっていません。
通信事業者の名前が表示されたiPhoneは、その事業者の通信サービスしか使えません。Appleのサポートページには、iOS 14以降で「SIMロックなし」と出ないときは通信事業者に問い合わせるよう案内があります。
「SIMロックなし」の表示が出ないときは
iOS 14以降のiPhoneで「SIMロック」の行に「SIMロックなし」が出ないときは、契約先の通信事業者に問い合わせます。AppleはiPhoneのSIMロックを解除できず、解除できるのは契約先の通信事業者だけです。
申請から解除の完了まで、数日かかることもあります。
SIMフリーの確認方法【Android】
Androidは機種と買った場所で確認の方法が違うため、全機種に共通する手順は書けません。まず、どこで買った端末かを確かめます。迷ったら購入元の会社に問い合わせます。
Pixelの場合
Googleのヘルプによると、Google ストアで販売されるPixelはすべてSIMフリーです。携帯通信会社から買った端末は、最長2年間SIMロックがかかる場合があり、解除は販売元の携帯通信会社に相談します。
端末の画面でSIMロックの状態を確かめる手順は、Googleの公式ページでは確認できませんでした。
Galaxyの場合
Samsungは、SIMフリースマホを「SIMロックがかかっていない状態で販売されているスマホ」と説明しています。設定画面でSIMロックの状態を確かめる手順は、公式ページでは確認できませんでした。
auで買った端末の場合
My auにログインし、「au/UQ mobileで購入した端末」から「SIMロック解除可否」を開くと確認できます。
端末側では、【設定】⇒【端末情報】⇒【SIMカードの状態】を開き、「ステータス」が「許可」なら他社のSIMを利用できます。「未許可」なら利用できません。機種によって操作や表記が異なる場合があります。
- メーカーや家電量販店、楽天モバイルで買った端末は、基本的にSIMロックがかけられていません
- ドコモ・KDDI・ソフトバンクで買った端末は、発売日が2021年9月30日以前かどうかを見ます
- 買った場所が分からないときは、使っている携帯電話会社に問い合わせます
SIMフリーの確認方法【買う前・商品ページで】
買う前は、商品説明の「SIMロック」の行を見ます。PRICE BASEオークションのiPhoneの商品ページでは「SIMロック:なし」「SIMロック:あり(docomo)」の形で書き、ロックが残る端末にはキャリア名も添えています。
Androidの商品ページには「販売元」の欄もあります。選択肢はdocomo、au、SoftBank、楽天モバイル、UQ mobile、Y!mobile、J:COM、SIMフリー(国内版)、海外版、不明です。「販売元」はどこで売られた端末か、「SIMロック」は今ロックがあるかを、別の欄で書いています。
- 「SIMロック」の行が「なし」か、「あり」ならどのキャリアか
- 「利用制限」の行に書かれたネットワーク利用制限の結果
- 「アクティベーションロック」の行(ロックされた端末は買わない)
- Androidは「販売元」の欄が、使いたい回線と合っているか
- 「あり(docomo)」のように会社名がある端末は、その会社のSIMだけが使える前提で選ぶ
SIMロックと利用制限は別の確認です。総務省も、ネットワーク制限がかかっている端末はSIMロック解除ができない端末に挙げています。
iPhoneの機種別の相場は相場ページで見られます。中古で買うときの確認全般は、中古スマホの注意点をまとめた記事も参考になります。
白ロムとSIMフリーの違い
SIMフリーは「SIMロックがかかっていない」という状態の話で、白ロムは「SIMカードが入っていない」という状態の話です。同じ意味ではありません。
| SIMフリー | SIMロック解除済み | 白ロム |
|---|---|---|
| 意味:SIMロックがかかっていない状態で売られている端末 | 意味:キャリアで売られた端末のSIMロックを、あとから無効にしたもの | 意味:SIMカードが入っておらず、それだけでは通話できない端末 |
| SIMロック:かかっていない | SIMロック:解除したので無効 | SIMロック:この言葉では決まらない。かかっている場合もない場合もある |
| 買った場所:メーカー、家電量販店、楽天モバイルなど | 買った場所:ドコモ・au・ソフトバンクなどのキャリア | 買った場所:入手元ではなく、SIMの有無を指す言葉 |
表は、総務省と楽天モバイルの公式ページの記載を組み合わせて作りました。
白ロムとは
総務省の資料は、いわゆる白ロムを、SIMカードが挿入されておらず、それだけでは通話が可能でない携帯電話と説明しています。この定義にSIMロックの話は出てきません。
白ロムの端末にも、SIMロックがかかっているものとかかっていないものがあります。白ロムという表示だけでは、SIMロックの有無は分かりません。
SIMロック解除済みとSIMフリーの違い
SIMロック解除済みの端末は、キャリアで買ったあとにSIMロックの設定を無効にしたものです。SIMフリーは、最初からSIMロックがかかっていない状態で売られた端末を指します。解除済みもSIMフリーも、今はロックがありません。
解除できるのは契約先のキャリアで、Appleは解除できません。総務省のガイドラインでは、2023年10月1日以降、解除の申込みがあれば無料で解除する決まりです。キャリアごとの扱いは次のとおりです。
SIMロック解除の確認と、中古で買った端末の解除
SIMロックの状態は、iPhoneなら「情報」の「SIMロック」の行、auならMy auの「SIMロック解除可否」で確認できます。
中古で買った端末も、各社が手続きの対象にしています。ドコモは2019年2月から、中古端末販売店などで買った端末や譲り受けた端末の解除も受け付けると告知しました。
ソフトバンクのMy SoftBankでは、中古機種販売店などから買った人が「通信契約がない」場合の手続きに含まれます。auは、解約後や中古の端末の解除にIMEI情報が必要としています。
SIMロックを解除できない端末
総務省は、ネットワーク制限がかかっている端末と盗難品を、解除できない端末に挙げています。auとソフトバンクも、ネットワーク利用制限中は解除できないとしています。
ソフトバンクは、利用料金を滞納中の端末も受け付けません。故障や水濡れがあるときは、修理後の手続きになります。
- ドコモ:2021年8月27日以降に発売された機種はSIMロックが設定されておらず、解除手続きは不要です。それ以前の機種は、購入時期や窓口によってSIMロックがある場合があります
- au:My auまたは店頭で手続きできます。2026年8月から、手続きが不要になる設定変更が順次進められています
- ソフトバンク:My SoftBankまたはソフトバンクショップで手続きでき、事務手数料は無料です
- 楽天モバイル:楽天モバイルで買った製品はすべてSIMフリー製品のため、解除の手続きは不要です
SIMフリーの確認方法に関するよくある質問
「SIMロックなし」ならどの会社のSIMでも問題なく使えますか?
SIMロックがかかっていなければ、特定の会社のSIMに限られることはありません。ただし、対応周波数の関係で電波がつながりにくい場合があります。ネットワーク利用制限は別の仕組みなので、その結果も合わせて確認します。
デュアルSIMで別々の会社を使うには、ロック解除が必要ですか?
Appleの案内では、異なる2つの通信事業者を利用するには、iPhoneのロックを解除する必要があります。解除されていない場合は、両方のプランを同じ通信事業者のものにします。回線は「設定」>「モバイル通信」で確認できます。
他社で使っていた端末を、別の会社で使うにはどうしますか?
楽天モバイルの案内では、ドコモ・au・ソフトバンクなどで契約されていた製品は、SIMロックが解除されるまで楽天モバイルの電波を利用できません。SIMフリーの製品は、解除の手続きが不要です。
- iPhone:「設定」>「一般」>「情報」の「SIMロック」の行を見る
- Android:買った場所を確かめ、分からなければ購入元に問い合わせる
- 商品ページ:「SIMロック」「利用制限」「アクティベーションロック」の行を見る
SIMロックの状態を確かめたあとに端末を手放すなら、PRICE BASEの買取で査定を受ける方法もあります。